3位 横浜

東京のベッドタウンでは収まらない横浜の魅力

人口減少が社会問題化している日本ですが、その都心部への一極集中化が同時に大きな問題として起こっています。
東京以外の全国の市町村では中心都市ですら急激な人口減少が止まらず非常に苦しい状況が続いていますが、その中にあって着実に人口増加に成功している都市もいくつかあります。

その中の一つが横浜市で、中でも横浜市都筑区は東京を除く全国自治体の中で人口増加率トップという非常に優れた成績をしており、「地方消滅」などの厳しい予測が聞かれるなかで大奮闘をしています。

もっとも横浜市の中でも都筑区は東京都との県境に近いベッドタウンであり、都心部に通勤する人たちの受け皿になっているというところは否定できません。

ですが横浜市は市全体で見ても全国中核都市の中で第11位の人口増加率となっており、一人あたりの市民所得では第1位と地方都市としてはトップクラスの住環境が作られています。

横浜市は現在18区によって構成されていますが、中心地となっているのはやはりJR横浜駅の周辺地区です。
また湾岸沿いに南に下ったみなとみらい地区やそこからやや内陸に入った関内や元町といったところもまた横浜らしい景色をした中心市街地です。

横浜中心地での生活とは

横浜についてよく言われることの一つに、「出身地を尋ねると神奈川県ではなく横浜と答える」ということがあります。

これは大阪についても言えることですが、他の地方都市の多くは東京23区に強い憧れを持っているのでできるだけ自分たちを都民に近づけようとするのに対し、横浜や大阪といった都市の人は逆に「都民でない」ということを誇りにするという意識が強く見られます。

それはとりもなおさず「横浜に住む」という一つのブランドを形成することになっており、あえて東京に住まないというライフスタイルを形成することにもなります。

横浜の中心地を歩いてみると、巨大なタワーマンションや大型商業施設が並んでいるというところでは都内と変わらないのですが、周辺に赤レンガ倉庫や中華街といった観光名所もあり、都内よりもゆったりとしたスペースが確保できていることから余裕のある住環境という印象があります。

横浜市のタワーマンション密集地は神奈川区で、多くの高級マンションが「海の見える高級マンション」という方向で売り出しをしています。

賃貸で入れる高層マンションも多く、商業施設の多いみなとみらいや自然の美しい山下公園に囲まれながらという優雅なライフスタイルを満喫しています。

都内に通勤するために横浜に住むのではなく横浜発の企業に勤務するという人も多く、本社機能流出・流入数が全国第2位ということもあり、新たに横浜で起業をするために住むということも多いようです。