4位 武蔵小杉

多摩川を挟んですぐの神奈川県境の都市

武蔵小杉はよく勘違いをされるのですが都内ではなく神奈川県にあります。
住所としては神奈川県川崎市中原区に属することとなっており、JR南武線、横須賀線、湘南新宿ライン、東急東横線、目黒線という5つの路線が交わる都内と神奈川県を結ぶハブ駅です。

都内では複数の路線が乗り入れる駅は全く珍しくありませんが、この武蔵小杉のように5つもの路線が交わっている駅というのは非常に珍しく、それだけに利用者数もかなり多くなります。

もともと武蔵小杉に乗り入れていた路線は南武線と東横線だけだったのですが、2000年以降急激に都市開発が進み、目黒線が乗り入れをするようになったり、それまでは素通りしていた横須賀線で新たに駅が設置されたりというようなことから現在のような状況になりました。

駅ができることと前後して始まったのが駅周辺の開発で、関東圏の中でここ近年で最も多くの高層ビルが建築されるようになった場所といっても過言ではありません。

あまりにも急激に利用者が増えたせいで駅の整備が間に合っていないということも問題になっており、乗換駅の距離が遠いことや駅ホームが利用者数に対して非常に狭いということが住民からの要望で出されています。

新たに「パークシティ武蔵小杉ザ・ガーデン」や、日本歯科大学武蔵小杉病院のキャンパス移転計画といったことも出ており、2020年までにさらに大きな都市として成長していくことが期待されています。

新興都市らしく住環境の整備がよい

都内や関東圏で人気の高い住居用都市の多くは、古くからの商店街と新たな商業施設が同居しているというようなところに特長があります。

これはギャップのある都市の顔という一つの魅力である反面で、街を形成する要素がバラバラのコンセプトで作られていったという雑多な印象にもなってしまっています。

その点武蔵小杉は2000年以降になってようやく注目をされるようになった新しい都市であるということもあり、駅前の環境整備はかなり他の都市の事例が参考にされています。

中でもJR武蔵小杉駅の南側に並ぶ商業施設は街の景観を意識した非常にデザイン性の高いもので、全長250mの町並みの中に100店舗以上が営業をするという、新しいタイプの商店街という形になっています。

さらに近くには図書館や区役所、警察署といった生活に必要なインフラも整備されており、これから移り住んでくるという人にとってはいたれりつくせりといった感じです。

開発が始まった当初は都内や横浜近郊に比べて家賃が安いということが大きな魅力でしたが、ここ10年余りで急激に注目を受けるようになったということもあり、家賃相場は相対的に値上がりしており現在ではそれほど割安感を感じることはできません。